メールマガジン掲載事例(2014年5月号)

●相談内容

 今回取り上げる事例は、保証人がいないというケースです。
 70歳の男性からの相談。
 平成5年から住み始めた賃貸のマンション。入居時の保証人には姉夫婦がなってくれたので、マンションを借りることができた。今回管理会社が変わり、新たに契約を結びなおすことになり、2名の保証人を立てなければならないが、姉夫婦は亡くなり保証人を頼む人がいない。他にも親族はいるが、皆、疎遠であり、保証人になってくれる人がみつからない。どうしたらいいだろうか。



●回答

 非常にお困りの様子でしたが、親族に頼むことが困難であるならば、多少費用はかかりますが、NPO法人などで身元保証を行っている団体に依頼するしか方法はないようです。
 今回のケースは、マンションを借りる為の保証人でしたが、この他にも、入院時の身元引受人を探さなければならないといった場合もありますので、可能なら、日頃から親族との関係を良好にしておき、何かあった場合にはお願いできるような信頼関係を持っておくことが必要だと思います。しかしながら、様々な事情でそれが出来ないのであれば、上述のような法人にお願いすることになりますがそれなりの金額がかかりますので、そのつもりでお金を準備しておく必要があります。



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